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2010/11/30

[高校] 前期の諸費用

座間総合高校の1年生前期に発生した費用のメモ。

1. 修学旅行費用:
2年生で行く修学旅行の行き先は1年の9月に選択し費用引き落としが始まる。
行き先は2つから選択。海外(マレーシア)か東北(青森)。
青森の費用は75000円程度。海外の場合は10万円程度必要とのこと。
分割か一括のどちらかで引き落とし。

2. 文化祭のクラスTシャツ代: 950円 現金で支払い。

3. 諸会費 10800円
PTA会費2400
教育振興費3600
生徒会費2400
図書費1200
環境整備費1200

引き落とし口座は、入学時に設定している。

学校の引き落としにPTA会費が混入するのはあまり好ましくないというのは各地で指摘されていることだが、実運用優先の処置ということだろう。

2010/11/28

[MotoGP] 2010 第13戦 アラゴン

MotoGP
2010年 第13戦 アラゴン

ハンガリーGPがリーマンショック後の世界同時不況の影響で開催中止になった。その影響で、リザーブだったアラゴンGPが13戦として開催される。スペイン国内のGPは、へレス、カタルニア、アラゴン、バルセロナの4戦が開催されることになる。

モーターランドアラゴン
5078m
左回り
左10 右5
2009年に完成したサーキット。ティルケの設計。

前戦サンマリノで富沢祥也選手が亡くなったことから、追悼の意味で全選手が48のゼッケンや富沢へのメッセージを思い思いの場所に付けている。エリアスはもし勝てたらその勝利を富沢に捧げる、と話した、という。

125cc
実況:寺島淳司
解説:坂田和人

マルケスがポール。

スタート後、マルケスが転倒。クルメナッハーがイン側の縁石に乗り上げて転倒し、マルケスを撃墜。
マルケスは悔しがったがリスタートはできずノーポイント。クルメナッハは危険な行為により黒旗提示。

トップはエスパルガロ。
テロルはエスパルガロをパスしてトップに立ち、
テロル、エスパルガロ、スミス、コルテセ、バスケス、小山が大きなトップ集団。

テロルの後ろにエスパルガロ がついた形で二人で抜けだす。
テロルは一旦少しスパートして様子をみるがエスパルガロを引き離せないので、こう着状態。

最終ラップでエスパルガロは最後のバックストレートで逆転し、そのまま優勝。
「最後にテロルがブロックラインを取る走りに切り替えた。イン側を走る距離が少し長すぎそのためスピードが落ちてしまった。」

 国王が表彰台の1位にカップ贈呈に登場。

 moto2
解説:青木拓磨
イアンノーネがポールからトップに。
スタートの1コーナーでパッシーニ、バルドリーニ、エルナンデス、ニエト、バルデスが巻き込まれるクラッシュ。125ccと同じようにイン側で転倒したライダーに巻き込まれた形。

スタートからイアンノーネは逃げる。
エリアスはスタートで後続に巻き込まれ12位まで下がる。
10Lでエリアスが5位に上がる。
トップのイアンノーネは9秒程度先に出て、2位集団はコルシ、シモン、タルマクシで構成された3人。エリアスがここに近づくとともに、コルシが遅れ始め、エリアスに抜かれる。
シモン、タルマクシとエリアスは1.7秒差。

イアンノーネは9秒程度前に、シモン、タルマクシの後ろ1秒弱でエリアスがフィニッシュ。

motoGP
解説:宮城光

ロレンソは富沢選手のヘルメットのデザインをSHOEIから送ってもらい自分のヘルメットのプリントを変えている。

スタートではロレンソとストーナーがトップ争いし、ストーナーがトップで最初のラップを回る。
ペドロサはスタートの加速が鈍く5位に落ち、そこから徐々に上がる。

ストーナー、ロレンソ、ヘイデン、スピーズの後ろからペドロサ。

 ペドロサはスピーズとヘイデンをオーバーテイクして、ロレンソの後ろに。

「YAMAHAはホンダのバイクよりもトップスピードが遅い。ドゥカティはYAMAHAよりも速度が出るが、燃費を考慮して遅くなっている場合もある。」(宮城)

ストーナー、ペドロサ、ロレンソ、ヘイデンの順でレースは進行。

Lap10でペドロサはストーナーの背後に接近して1秒を切る。
ここからストーナーがスパートをかけてペドロサを再び離す。
ペドロサのピットには、あの自転車ロードレーサーのインデュラインがいる。

ヘイデンはロレンソの背後についたまま最後の周回まで付かず離れず。
最終コーナーの3つ前あたりでイン側にヘイデンが入ってロレンソをオーバーテイクし、そのままフィニッシュ。

ロレンソはピットに帰った後、すぐにピット裏に姿を消した。4位になり表彰台を逃がしたのは今シーズン初。

ロッシは8番スタートから6位まで上がった。
ドビツィオーソはスピーズのすぐ後ろを走ったが最終ラップで転倒。

2010/11/27

[DTM] 2010 第7戦 ブランズハッチ

ドイツツーリングカーマスターズ
2010年 第7戦 ブランズハッチ
2010/9/3 - 9/5

放送:JSPORTS ESPN
実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

ショートコースの1929mを98Lap。
「バターになっちゃう。バターになっちゃうがわかんない人はお母さんかお父さんに聞いてください。」(佐藤氏)

コースが狭く抜きどころがないので予選とスタートが大切。

スタートからディレスタがリード。その後ろに、スペングラー、ティモ・シャイダー、パフェ、エクストローム。

エクストロームがラルフ・シューマッハと接触。リアが壊れ、スローダウンしたところで、スージー・ストダードとも接触。
エクストロームはここでリタイアしてノーポイント。シリーズ優勝はもう無理か。

ラルフが後ろから当たったことでエクストロームのリアが壊れてしまったらしい。
「ラルフは激しすぎだ。」とエクストローム。
スージーは、「エクストロームはもうスローダウンしてしまっていたんだから、よけてくれてもよかったのに。コーナーで彼がブレーキを踏んだので当たってしまったわ。」

ストッダードはリペアしてリスタートした。

モレーナが2度目のピットをかなり後に引っ張り、シャイダーとパフェの間に出た。

ディレスタ、スペングラー、シャイダー、モレーナ、パフェ。

パフェは抜いて前に出たいが、このままフィニッシュ。

ディレスタはリードを広げたまま優勝。

2010/11/26

[NASCAR] 2010 第27戦 ロードン

NASCAR

2010年 第27戦 ロードン SYLVANIA 300

実況:藤田大介
解説:桃田健史

1.7km × 300
ほぼフラット。ターンは2から7度。

チェイス初戦


レースサマリーとその後

クリント・ボーヤー優勝。しかし、水曜日の車検で規定違反発覚により、150ポイント減点。
リアシャシーの車高が高いなどの違反。
クルーチーフ、カーチーフが6レース出場停止。
ハムリンは「ガレージでは一か月前から知っている話だ。1,2週間のことじゃない。」
これにハービックがカチンときて予選でハムリンに接触(たぶん、わざと)。
チームは、レース後にトラックでプッシュしてもらって移動したときにたわんだのだ、と主張。

デイル・アーンハート・ジュニア
良い走りをしていたのだが、ピットで前方の車と交錯してピットアウト時に少しバックして切り返す。これで緊張感が切れたと文句を言い、順位を下げた。しかし、結局、このとき下がったことでクラッシュを避けることができ、最終的にはシングルフィニッシュ。
この順位を走っていると、大丈夫かなあ、と心配になるが、何事もなくフィニッシュできた。

ジェイミー・マクマーレイ
チェイスメンバー以外でトップ争いをしていた。
今年はビッグレースに勝っていながら他のレースのポイントが悪くチェイスに残れず。
「マクマーレイが好調だったのでマクドナルドが資金をNASCARに集中させ、IRLに回らなかった。IRLのニューマン・ハースにお金が行かずに武藤のチームメートのグレアム・レイホールが参戦するのが遅くなった。それで武藤が一台体制で苦労した。」(桃田)


クリント・ボーヤー
トップ集団を走っていても「リスタートは好きじゃない」とのことで、トップに出られないことがたびたび。しかし、車は決まっているのでその後で追い上げられる。

トニー・スチュアート
トップを走行できる車でステイアウトによりトップに出た。しかし、ガソリンの計算がぎりぎりだったようで最終ラップにガス欠でスローダウン。ボーヤーがスピンターンをしている横でやっとフィニッシュ。

ジミー・ジョンソン
カート・ブッシュのスピンでブレーキングしてコース上でスピン。これで順位が下がって20位以下に。

カート・ブッシュ
サム・ホーニッシュとセッティングを変えている。そのため、1レースで2台のデータがたまる。
「サムホが速かったらそんなことはやらないんでしょうけど。」(桃田)

2010/11/25

荻上チキ 「社会的な身体」振る舞い・運動・お笑い・ゲーム

フジテレビの日曜日午前6時ごろに放送している「週刊TV批評」という番組がある。主にその週のTVの報道について有識者を招待して短い時間でコメントする、というもの。
放送時間が早いので毎回見てはいない。2010年後半には、TV(マスコミ)とインターネットの関係、という切り口で何回か放送があった。

寝ぼけながら見ているのであまり正確ではないが、TVとインターネットは対立的ではなく補完的だ、というのがフジテレビ的には「落としどころ」になっているように思う。この本の著者である荻上チキが出演した回も一度見た。持ち時間がかなり短く、言い足りない感じ・聞き足りない感じが残った。

この本の最初の章にある「有害メディア」論と「社会的身体」の説明を読んで自分の中の考えが整理できた。4章の中で、「マスコミ」とインターネットの関連についても説明を試みている。

特に、面白かったのは、インターネットが出てきて新聞やTVの重要度が下がったわけではなく、むしろ、マスコミの強化に加担したりもするし、掲示板ユーザーは、実は、情報源として新聞などに依存している、という点だ。

簡単に言えば、テレビや新聞で取り上げられたニュースが、ブログや掲示板などでの議論を呼び起こすのであって、逆のケースはきわめて少ないということだ(あるいは、「ネットで話題の」という口実付けか、イレギュラーな「仰天ニュース」として取り扱われる場合がほとんどである)。
PTAに関わっていた2年間で感じたインターネットやケータイについてのアプローチの揺れは、ケータイを新しい「社会的身体」として獲得してはいるのだが、その「身体」の位置づけについての社会的なコンセンサスがないので、ふらふらしている、ということなのだろう。

元になったso-net上での連載から大幅にアップデートされているので、最近の話題も取りこまれていて実例が新鮮なのも良い。 インターネットやメディアについて書かれた本はすぐに古臭くなってしまうからなあ。

2010/11/24

松岡 圭祐「万能鑑定士Qの事件簿 」シリーズ

海老名駅の三省堂で物色中に表紙だけ見てシリーズのIをジャケ買いしてしまった。
かなり薄い本なのでその日のうちに読み終わり、続編のIIとIIIを買って読了。

1の最後には、2へ続く、という案内と、このエピソードは2で完結する、という情報が書かれている。

ストーリーは、ヒロインの凛田莉子が事件を解決する。1は、莉子が鑑定士になるまでの簡単な背景と最初の事件の導入、2で完結し、3は別の事件が1冊で完結する。

ストーリー展開のテンポが自分には適度なので通勤電車やちょっとした空き時間で読み切れた。

すごい記憶力と推理力を持った美人なヒロインという設定が現実離れしているが、背景設定がリアルに書き込まれているので、フィクションとして楽しめる内容。文体はライトノベルほど軽くはないが、それに近い雰囲気がありさらさら読める。

ただ、自分の場合は、シリーズの3までくると、解決パターンが似ているところに目が行ってしまい「4はもういいかな。」と思った。4では、著者の別シリーズ「千里眼」の登場人物が登場するらしいが、そちらのシリーズは一冊しか読んでいないので、それほど惹かれない。

アマゾンのレビューには、角川のビジネスにやられた、というような内容があった。このシリーズの文庫は1冊が500円以上する。一冊の値段にすると「やや高い」ぐらいなので買ってしまうのだが6冊では3000円を超えると気が付くと、「高い」と思うだろう。1冊で500円分の楽しみはあったけれど。

著者の方も、同じパターンを続けるわけがないので4以降は展開がもっと波乱に富んでいるだろう。3を乗り越えるかどうか、がこのシリーズを読み続けられるかどうかの分かれ道なのかも。今回は乗り越えられなかったので、次に読みたくなるまで休眠します。

2010/11/23

[フォーミュラ・ニッポン] 2010 第5戦 SUGO

フォーミュラ・ニッポン

2010年 第5戦 SUGO

放送:JSPORTS ESPN
実況:ピエール北川
解説:土屋武士

レースに関する変更
パワーステアリングが導入された。コックピットの左側にスイッチとアシスト調整ダイヤルがついた。
変更に慣れるために久々に金曜日の練習走行が開催された。

スイフトの車両のダウンフォースが大きいのでステアリングが重かった。
伊沢選手は「軽くなった分踏めるので、体には厳しい」

3704m×62Lap = 230km
ピット義務はなし。

「この距離だと、3Lap以降のどこで給油しても最後までリーンマップにすれば走りきれるのではないか。」(土屋)

サマリー
スタートで、J.P.オリベイラ、平中、山本、井出が接触。平中と山本はリタイア。
大嶋和也がノーピットで走りきって優勝。トップを奪ったJ.P.オリベイラはガス欠で2コーナーでスローになり、最終Lap戻ってこれず。
大嶋はノーピット走行の結果、富士でも2位になったことがある。

ロイック・デュバル
スタートからトップ走行。ピットイン後は3位で4位のロッテラーと接近戦。


アンドレ・ロッテラー
スタート後はペースが上がらず、石浦の後ろで4位。その後塚越にオーバーテイクされて順位を下げた。
小暮のピット後に、前に入った小暮をオーバーテイクしようとして、1コーナーでスピン。しかし一回転してコースに復帰し、もう一度アタックしてオーバーテイクできた。

平手晃平
ピットインで給油時にエンジニアがサイドポンツーンを点検していてタイムロス。一旦ピットアウトしたが、サイドポンツーンの中で整流板がずれて空気の流れを塞ぎオーバーヒートの危険があるとチームが判断。ピットでリペアしたため順位を下げた。

J.P.オリベイラ
ノーピットを強行しなければポイントは取れたはず。だが勝負に出た。スタートのクラッシュ後のピットで給油とタイヤ交換をして最後尾から追い上げたので、燃料もタイヤも使っていたのだろう。
「ポイントよりも優勝が欲しいということだったのでしょう。」(土屋)

2010/11/21

[WRC] 2010 第10戦 ラリージャパン

World Rally Championship

放送:JSPORT ESPN
MC: 山岸舞彩
解説:福井敏雄、古賀敬介

今年は札幌を中心としていくつか新しいコースも設定。

ペター・ソルベルグが風邪で高熱のため、イベントを欠席。
DAY1でも熱がある状態で走行。

番組のスタッフも札幌入り。
山岸舞彩は初日のドライバーにインタビュー。
福井敏雄がギャラリーステージで観客から「ロゥブと、小さいゥを使うのはなぜですか?」と質問される。
答えは「フランス語の音は日本語の音であらわすのが難しいので一番近いと思う表記にしている。」とのこと。

DAY 1
ローブは少し調子が出ない感じで6位をキープしているが、思ったよりも追い上げられない。コメントも「この走りはチャンピオンを狙う走りじゃないね。午後は調整して追い上げたいよ。」とか。
「コメントがヒルボネンのようですね。」(福井)
ペターがDAY1でトップ順位。
ソルドはデファレンシャルオイル漏れで4WDにならず。

DAY 2
SS13でペターがフライング(0.1秒ほどジャンプスタート)してしまい、10秒のペナルティを課される。
ここではオジェがスタート順を調整して2位スタートに下がる。
「ライコネンはアクセルを踏みきるのが好きなので、こういうtwistyなコースは難しいと思う。良く頑張っている。」(古賀)
ラトバラがSS14でシャフトにトラブル。ゴムのカバーに泥が入りそれがベアリングを破壊してしまった。


DAY3
ペター「ヒルボネンが誰かが勝つならペターがいいと言ってくれたよ。スタート順は不利だががんばる。」
これをヒルボネンに聞くと「もちろん自分が優勝したい。しかし、ペターはこれまで何年も苦しんできたので勝つ資格があると思う。」

SS19でライコネンは轍にスタック。抜けだせずにリタイア。
ヒルボネンは油圧トラブルで遅れ始める。
SS20でオジェがトップ。ペターの車にはSS20でステアリングにトラブルが発生。しかし、ペターはそれを伏せたままで走行を続けていた。
オジェはリピートステージでもリードをキープしてジャパンラリー初出場で初優勝。

ローブは5位に。

ペターはDAY1,2はトップ走行してファンの期待にこたえた。
フィニッシュ2位について「プライベーターでこのレベルに車を走らせるのはみなさんが思っているよりずっと大変です。」(福井)

今回は、福井氏が解説するコーナーが番組に挿入された。

1.FIAの給油所
ガソリンは指定ガソリンを使用するため、FIAがコントロールする給油所がある。
シード選手はFIAの指定燃料、それ以外は一般のガソリンを使っている。
シード選手の燃料は700円@1l, 一般は400円@1l。
シード選手の燃料は急ぎの場合は飛行機で運ぶこともあるらしい。

2.タイヤ
タイヤはコントロールされたものを使っている。
メーカーはピレリ。今回は1700本持ってきた。コンテナは2台。
サイドの部分が強くパンクは少ない。

「これでも少ない方で、自分がやっていたころは数千本ということもあった。」(福井)

山岸舞彩も周辺の取材。物販のテントを回ったり、ファンと交流したり。
午前6時の開門と同時にサービスパークにファンが走ってくるのには驚いた。サーキットで言えばパドックパスでパドック裏に来るようなものかな。

2010/11/20

[IndyCar] 2010 第16戦 もてぎ

IndyCar
2010年 第16戦 もてぎ

放送:GAORA
実況:村田晴郎
解説:松田秀士
ピットレポート:レーサー鹿島

佐藤琢磨 プラクティスでクラッシュ。修理した車で予選を走行し10位スタートのタイム。
予選の後のコメントでは「調整できていない部分は、明日のウォームアップ走行で調整する。」と言っていた。しかし、IndyCarでは決勝日のウォームアップ走行はない。F1などでは必ずウォームアップがあるからだろう。IndyCarではウォームアップはない。

武藤英紀 リラックスした雰囲気。グレアムレイホールとの2台体制となったので、グレアムといい車を作って決勝に臨む、と。

ロジャー安川 コンクエストレーシングからの参戦が決まり、1年ぶりのレース。ルースになった車で精神的に戻すのが大変だったといいつつ、タイムアタックも出来た模様。

ウィル・パワーがロードコースで稼いだポイントを活かしてまだチャンピオンシップのポイントをリードしているが、オーバルに来てダリオが差を詰めてきている。
予選は、ペンスキーの3台が前に来て、ダリオは4番手でパワーの隣。

レース
エリオが飛びぬけて速く、TVに映らないぐらい前にいた。リスタートでもリードは変わらない。

武藤英紀は、L68のモラエスのクラッシュの際にステイアウトの作戦を取り、コーション発生に賭ける。しかし、コーション(ポール・トレイシーが壁にヒット)はピットインの少し後になってしまい、武藤の作戦ははずれた。武藤の車は最後のスティントでは動きが良く、E.J.ビソをオーバーテイクして、14位。

ウィル・パワーは、スタートでは順位を落として8,9位。「上は狙わない作戦でしょうか。」と放送席も見ていた。後半は徐々に順位があがり、フィニッシュ前にはダリオにかなり接近した場面も。順位は3位だがダリオが2位のためポイント差はさらに縮まった。

KVレーシングは佐藤琢磨に対して出来る限りのサポート。ジミー・バッサーがストラテジスト、オリオール・セルビアがドライビングコーチ。佐藤の現地での人気はバッサーの予想をはるかに上回ったものだったらしく、「これは気合を入れていい走りをさせないと、という雰囲気ですね。」(村田)というようなピット指示。
レース後半は車のペースが周囲の車よりも少し速くなり、12位まで順位を上げた。

ロジャー安川もラップダウンしながらも完走できた。武藤、佐藤に比べて車が決まっていない。ピットインの度に1回転以上ウイングを立てるアジャストをしていた。

2010/11/18

[NASCAR] 2010 第26戦 リッチモンド AIR GUARD 400

NASCAR
2010年 第26戦 リッチモンド
AIR GUARD 400

放送:G+
実況:福徳一志
解説:福山英朗

トップ10はチェイスが確定し、後二人がこのレースで決まる。
グレッグ・ビフルとクリント・ボーヤーがかなり有利で、普通に走っていれば決まる。
コース:
0.75 × 400 = 300
ターン14度。
ローバンクでブレーキを酷使。
ピットウィンドウ 100Lap

カール・エドワーズ
ポールポジション。もうチェイスも決めている。が、SPRINT CUPではしばらく勝てていない。
スタートではリードし、一旦トップを取られても5位あたりで上下していた。最後にもう少し下に下がってしまい、優勝はできなかった。

デニー・ハムリン
クリント・ボーヤーとトップを争い、その後はカイル・ブッシュとチームメートバトル。
最後のリスタートはかなりリードを広げて、バックマーカーを交わしながらカイルに対してリードを保ち優勝。この優勝でハムリンはジミー・ジョンソンに対してチェイスのオプションポイントを10ポイントリードすることに。

ジョー・ギブス
チームのドライバーが3人(ハムリン、カイル・ブッシュ、ロガーノ)ともトップ10。
「トップ10に3台もいてナーバスだ。」

デイル・アーンハート・ジュニア
予選は9番手だった。車を作る能力、サーキットに合わせてドライブする能力に問題があるのか、どんどん後ろに下がって20位以下まではあっという間。このサーキットでは現役ドライバーの最多勝に並んでいる実績はあるのだが。

マティアス・エクストローム
RedBullの83号車に乗車。
予選を通過できず、オーナーポイントで決勝に進出。
RedBull の車でLap down しつつも完走。
「良く走っていると思いますよ。」(福山)

2010/11/15

[FIA GT1] 2010 第6戦 ニュルブルクリンク

FIA GT 選手権
2010年 第6戦 ニュルブルクリンク

放送:JSPORTS ESPN
実況:中村義昭
解説:荒聖治









「GT-Rのロードカーを開発したところなので自然に力が入る。」(荒)

予選レース
スタートでGT-R #23が1コーナーでの接触からフロント大破。
「1コーナーまで下りのブレーキング。制動が難しいし、タイト。」(荒)
中盤からの雨でレインタイヤへのタイヤ交換をほとんどのチームが行った。マセラティ #1はドライタイヤでギャンブルに出たがはずしてしまい、順位を下げた。


決勝
スタート直後の1コーナーで接触コースアウト。
「アウト側に行くのがわかっていたので、イン側に回って避けた。」(荒)
アストン・マーチンが強い。2チーム4台が7位までに入った。

アストン・マーチン#10とランボルギーニ#25は何度かオーバーテイクを争う。

2010/11/13

[SWRC] 2010 第8戦 ラリー・マデイラ

SWRC
2010年 第8戦 ラリー・マデイラ

マデイラは災害に見舞われたが、官民一体で復興しラリー開催ができるようになった。

ルカ・ロゼッティがここでスポット参戦。ヨーロピアンラリーのチャンピオン。

DAY1
マガラエスはスタートでパンク。挽回しようと攻めたSS5で大クラッシュ。

SS5ではロゼッティがトップ、ロイクスが2位。 SS12でロゼッティがクラッシュ。
DAY1終了時点で、ロイクス、ミーク、コペツキ。

DAY 2
ミークはオルタネータが故障。路肩で修理して走行を続けた。SS17でエンジンオイルが漏れてストップ。
ロイクスは改良型シュコダが好調で優勝。

2輪駆動部門でのラモスが好調。サービステントはほとんど無人で、知り合いや家族が手伝っている。
「彼らは資金を集めて参戦するだけ。」

2010/11/12

[NASCAR] 2010 第25戦 アトランタ

NASCAR
2010年 第25戦 アトランタ

1.54マイル(2.5km)×325 = 500.5マイル
ターン 24度 ウィンドウ 55 - 60
アウトのラインとアウトインアウトのラインの2本のラインがある。
おーバーテイクが多く面白い。

放送:G+
実況:藤田大介
解説:天野雅彦


ジェフ・ゴードン
カラーリングは娘の案。ピンクと白。
スタンディングは2位だが、今シーズンはまだ勝ててない。


ジミー・ジョンソン
レース前にチャド・カナウスが「まだチェイス確定じゃないぞ」と煽った。
トップ快走ではないが2位3位ではそこそこの走りをしていた。

カイル・ブッシュ
ピットスピードオーバーペナルティとバイブレーションでの緊急ピットで2Lapダウンまで後退。そこから追い上げ、Lucky dog free passを得て、トップ争いまで追い上げた。

デニー・ハムリン
エンジンブロー。トップ争い中に突然のスローダウン。白煙を上げてピットへ。
「チェイス向けの部品をここで試しているのかもしれません」(天野)


ケーシー・ケイン vs ライアン・ニューマン
ケインはカート・ブッシュと接触して修理に入り、かなり遅れた状態で復帰。
戻った場所がリードラップを走っているライアン・ニューマンの後ろ。ニューマンを後ろから突いて危なくスピンさせるところだった。リードラップではないのでおとなしく譲るべきだったのだが、過剰に攻めた走りでニューマンを巻き込むところだった。「あれはないよね」(天野)
レース後、ニューマンは車から出てくるケインをつかまえてクレームを付けていた。

トニー・スチュアート
昨年のチーム立ち上げの年よりも自分自身のパフォーマンスが落ちている。しかし、今年は同じチームのライアン・ニューマンが一勝をあげている。ピットワークが速く、ここで逆転したり順位を上げたり、とクルーが頑張っていた。
トップ争いでのリスタートは何度か失敗したが、最後の2回のリスタートを決めて優勝。

2010/11/06

[DTM] 2010 第6戦 ザンドフールト

ドイツツーリングマスターズ
2010年 第6戦 ザンドフールト

実況:中島秀之
解説:佐藤正勝

予選ではティモ・シャイダーがポール。パフェ、ディレスタと続き、その後ろにモリーナ。新人としては第健闘。

コースは海沿いのリゾートにあるので、砂がコース上に乗ることが多い。ラインを外れると砂に乗ってグリップが失われる。「砂丘にコースを貼りつけた」(佐藤)ようなところなので細かいでこぼこがある。車の動きを見ているとかなりバンプしている。


 決勝
スタートで、シャイダーがエンジンストール。「自分のミス。」
再スタートできたが、10位に後退する。
ビンケルホックはドライブシャフトのトラブルが治らずスタートできない。

シャイダーは、10位から追い上げるが、抜きどころの少ないコースなのでなかなか前に出られない。
それでもピット作業を挟んで3位まで回復。

 パフェとディレスタはスタートから後続をかなり離して2台でトップを維持。シャイダーはエクストロームの前に出る。この2台は両方ともポイントが欲しいので、エクストロームは譲りたくないところだが、シャイダーが前に。

2010/11/05

[SBK] 2010 第11戦 ニュルブルクリンク

World SBK
2010年 第11戦 ニュルブルクリンク

2010年9月3日-5日

実況:下田恒幸
解説:八代俊二


コース 5137m
天候が変わりやすい。高低差が大きい。直線と回りこむコーナーの組み合わせで抜きどころがある。
1コーナーが低くなって行くので難しい。

次戦のイモラで参戦予定だったヨシムラは最終的には参戦を中止したとのこと。
「国内で走っていないので楽しみだったのですが。」(八代、下田)

race 1

ホールショットはジョナサン・レイ。
レイはこの数レースが好調。
コーサーとハスラムがクラッシュ。ハスラムがコーサーを巻き込んで転倒。
この転倒でコース上に障害があったのか、ちょっと時間がたってから赤旗。

リスタート後
レイ、チェカ、芳賀、サイクスの順番。
L4で芳賀がチェカの前に。「久々に切り込む走り。」(八代)
「この夏の話題はドゥカティのSBK撤退。」(下田)「もともと大きくないドゥカティは、ロッシがMotoGPのドゥカティワークスチームに移籍するのにともない、そちらに開発資源を集中することでSBKを撤退。」(八代)
L8 2位走行で好調だった芳賀のフロントが切れ込んで転倒。
ビアッジはハスラムの前の順位であれば無理せずともよい、という走り方。
ハスラムは転倒の影響で右手を負傷しており、満足な状態ではないながら、チャウス、ギントーリの集団にいる。
LastLapでこの集団の前に出て、フィニッシュ。

race 2
ホールショットはチェカ。
チェカ、芳賀、レイ。
L4で芳賀が前に出てチェカが後ろに付ける。
L10でチェカがクラッシュ。
芳賀、レイ、ハスラム、クラッチロウ、ビアッジ、ギントーリの順。

芳賀はレイとの差を少しずつ広げ、トップチェッカー。

コメントでは「race 1ではフロントタイヤからの情報が全くなく滑った。フロントサスペンションを変更したら良くなった。」(芳賀)
 

2010/11/04

[IndyCar] 2010 第15戦 ケンタッキー

IndyCar
2010年 第15戦 ケンタッキー

実況:村田晴郎
解説:松田秀士、松浦孝亮

1.5マイル×200Lap


松浦孝亮はここで4位になったことがある。「なんでこんなところに作ったのかと思うほどの田舎。自動車がないと生きていけない。」シンシナティから30分ほど走ったところにあるらしい。



佐藤琢磨選手スピン
L2で突然単独スピン。放送席は絶句。
インタビューに答える佐藤選手は「何が起こったのかわからない。突然リアがなくなった。」
オーバルコースで遅いわけではなく、他車と接近した状態の乱気流の対応などに慣れていないだけなのか。

武藤英紀選手
ニューマン・ハースの車は、予選の一発の速さは出せるがレースではスピンしそうな車をなんとか走らせる状況。大変です、と武藤選手が松浦孝亮にコメント。粘り強く走り、完走した。

エリオ・カストロネベス優勝
残りL110で給油に入る。ここまでは10位以下で目立たないレースだった。勝てる車でもなかった。
フュエルウィンドウが53周となっている。このタイミングで給油するとピットはもう1回でよい。
他のチームはL80前後での給油だったため、2回給油(一回はスプラッシュでも)が必要になる。
結果的にステイアウトのような形になり、優勝できた。
「残り110周ではこの状況になる可能性はあった。この作戦を他の車が採用しなかったのはなぜなんですかねぇ。」(松浦)
ダン・ウェルドンとエド・カーペンターはエリオに勝利をさらわれて悔しい感じだった。

ウィル・パワー
ウェルドンとトップを争いながら、最後の給油の後、ウォールヒットすれすれになり、ペースを落とした。燃費走行で順位を下げたが燃料は十分ではなく、給油が必要になった。
この2レースはいずれもちょっとした差で勝利を失っている。「焦りがみえますね。」(松浦、松田)

ツイッターとの連携
生放送中に松浦孝亮にツイッターで質問。「スタート直後、インに入ると火花が見えるのは何がこすれているのですか?」松浦孝亮の回答は:
これはフロアの下についているアルミの部品(タバコ1本ぐらい)がこすれる。タイヤの空気圧が十分に上がっていない状態で車高が低いときに発生する。

E.J.ビソのトラブル
ブレーキローターのトラブル。
「なぜ、ブレーキを使わないのにブレーキトラブルが起こるのか?」(松浦)
E.J.ビソもインタビューに答えて同じことを言った。「ブレーキを使わないのに。ブレーキローターを引きずっていたため、熱くなった。」